上杉の歴史と舞台芸術を合せ持つ
博物館・文化施設
伝国の杜 Denkoku-no-Mori

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博物館開館時間
  9:00~17:00
(入館は16:30まで)

博物館休館日
4月~11月は毎月第4水曜日。
12月~3月は毎週月曜日。
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

2025(令和7)年度
休館日カレンダー(pdf)

文化ホール休館日
毎週月曜日
(月曜日が休日の場合は
その直後の平日)
※年末年始休館があります。
※臨時休館があります。

Yonezawa City Uesugi Museum

  上杉文書の概要と史料調査について

 【最新情報】
・2025年3月11日、上杉文書データベースの公開を開始しました。
 本調査により作成した目録を、様々な方法で検索することができます。
・調査報告書のPDFデータを、以下のリンクからご覧いただけます。
  ※ファイル容量が大きいため、ご注意ください。
  第1分冊(文書篇1 全体目次、解題あり) ※約4.2MB 
  第2分冊(文書篇2) ※約2.4MB
  第3分冊(文書篇3)  ※約2.6MB
  第4分冊(絵図篇、フルカラー 解題あり) ※約11.5MB


以下では、当館所蔵の「上杉文書」調査事業について、X(旧Twitter)も活用しながら、調査の様子や進捗、その成果を発信していきます。
(SNSでは#上杉文書調査 で、随時情報を発信しています)

【これまでの展示公開】
令和4年度には、コレクション展「上杉文書をひらく」を開催し、本調査事業の成果の一部を発信しました。
 令和5年度には、常設展示室上杉文華館の「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」において、毎月「上杉文書」も紹介しました。また、上杉文書所収の絵図に関しては、特別展「上杉氏と国絵図の世界」で調査成果の一部を取り上げました。
 令和6年度には、特別展「上杉茂憲」において、幕末から明治初期の資料を中心に、調査成果の一部を紹介しました。
 令和7年度には、特別展「上杉家の御殿」を開催し、米沢城と三つの江戸藩邸の絵図を中心に、その座敷の構成の変化などを紹介しました。また、特別展「上杉謙信の祈りと信仰」では、米沢城本丸に設けられた御堂(みどう)を取り上げ、御堂内部の構造やそこで執り行われる法要などを紹介しました。


上杉文書298 御内書集



上杉文書302
江戸幕府老中奉書集

いずれも製本されており
解体を行う。


解体作業の様子



絵図撮影の様子

1 上杉文書の概要

 1954年(昭和29)に上杉家から米沢市に譲渡された史料群で、江戸時代の米沢藩の藩政史料が大部分を占めます。主に米沢藩御記録所で作成された記録と、一部に中世史料や林泉文庫(伊佐早謙所蔵本)から編入された史料を含みます。
 以前は市立米沢図書館に所蔵されていましたが、1999年(平成11)に米沢市立上杉博物館に移管され、現在は米沢市上杉博物館の所蔵です。

2 調査の目的と期間

 旧米沢藩主上杉家に伝来した古文書のうち、「上杉家文書」は、南北朝・室町時代の文書を中心に、近代にいたる2,000点余については目録が刊行され、2001年(平成13)に国宝に指定されています(国宝「上杉家文書」についてはこちら)。
 「上杉文書」は、同じく上杉家に伝来した史料群であり、その価値は高く評価され、以前から研究に供されてきました。しかし、詳細な目録は作成、公開されていないため、全点を把握し、歴史的価値を明らかにする必要がありました。
 そのため、2021年(令和3)から文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、5カ年の計画で史料調査を実施しています。
 詳細目録化と課題の整理を行い、史料の適切な保存を図るとともに、調査報告を含めた目録を刊行し、史料を活用した調査研究、展示、「文化財総合データベース」での公開へとつなげていきます。

3 上杉文書の現状と調査

 概数は5,062点ですが、今後詳細に分類・目録化すると1万点前後と考えられます。1969年(昭和44)、マイクロフィルム化された際に、概要目録が刊行されています。
 しかし詳細目録はなく、マイクロフィルム未収録の資料もあるため、全容は分かっていません。また、原本と写本、編纂物が混在し、巻子化された中世文書、製本された老中奉書・戊辰史料など今後の修理等が必要な史料が多数あり、活用が困難な状態です。
 今回の調査では、史料1点ごとに表題、内容、年代、法量、発給関係などを採録し、その伝来や特徴を明らかにしていきます。あわせて、巻子や製本された資料も現状を記録しながら詳細目録を作成し、修理等の方向性を検討していきます。

4 調査体制

 事務局は米沢市教育委員会社会教育文化課とし、米沢市上杉博物館を中心に近隣の大学・研究者等と連携して上杉文書調査委員会を立ち上げ、調査を実施しています。

事業主体:米沢市
事務局 :米沢市教育委員会社会教育文化課、米沢市上杉博物館
上杉文書調査委員会(敬称略)
 小林 文雄(米沢女子短期大学・近世史)
 原 淳一郎(米沢女子短期大学・近世史)
 布施 賢治(米沢女子短期大学・近代史)
 杉山 恵助(東北芸術工科大学・保存修復)
 阿部 浩一(福島大学・中世史)
 菅野 正道(元仙台市史編さん室長・中世史)

  
 令和3年度 第1回上杉文書調査委員会     文化庁による調査指導(絵図)

  
       調査風景           福島大学の学生達による資料撮影

上杉文書史料調査 公開シンポジウム
2026uesugimonjo-symposium-chirashi
―「上杉文書」とは何か―【終了しました】

令和3年度から7年度にかけて行った上杉文書史料調査の成果に基づいて、史料目録からみえる上杉文書の特徴や内容、国宝「上杉家文書」との関係や、今後の研究の展望について報告します。
※入場無料、定員300名
日時:3月15日(日)開場13:00(終了16:15予定)
会場:置賜総合文化センター ホール(山形県米沢市金池3-1-14)
主催:米沢市教育委員会 社会教育文化課(お問合せ0238-22-5111)

詳細については こちら をご覧ください。