Yonezawa City Uesugi Museum
(2021.02.09)
令和3年度 米沢市上杉博物館展覧会スケジュール【予定】
2021月2月9日現在での令和3年度の展覧会スケジュールをお知らせいたします。新型コロナウィルス感染症感染拡大状況によっては、変更になる場合がありますので、何卒ご了承下さい。最新情報は随時当ホームページでお知らせしてまいります。
なお、感染防止対策のため、
ご来館予定の方はこちらをご確認ください。通常とは異なるお願い
(マスク着用、手指の消毒など)をしておりますのでご理解の上、ご協力をお願いいたします。
上杉博物館では展示の4本柱をベースに展覧会を開催しています。
■米沢ゆかりの上杉に関連する展示
■教育普及的な展示/体験型展示や、地元ではなかなかみることのできない内容の展示
■市民の財産としての博物館資料を公開する展示
■調査・研修の成果を展示
◆上杉文華館 来館者から多くのニーズがある国宝上杉本洛中洛外図屏風(複製)を常設しています。
会 期・料 金 | 展覧会名 | 内 容 |
前期 | ||
6月26日(土)~8月1日(日) |
開館20周年 企画展 原作出版75周年 きかんしゃトーマス展 ~ソドー島のなかまたちが教えてくれたこと~ | テレビでもおなじみの「きかんしゃトーマス」原作絵本出版75周年企画。日本初公開作品を含む、約180点の絵本原画、映像、ジオラマ、撮影で使われた模型などの展示をもとに、作品の魅力を紹介します。個性豊かなきかんしゃたちの失敗や成長を通して、「正直」「努力」「仲間たち」など、原作者・ウィルバート・オードリーが作品に込めたメッセージを親子が一緒に楽しみながら学ぶことができる展覧会です。
|
|
開館20周年 特別展 狩野派~永徳の周辺~ | 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」を戦国時代の狩野派の代表的作品とともに展示し、狩野派の展開、そして時代の動向や価値観を紹介します。「洛中洛外図屏風」は、描写の重心を人々やその生活に重心を置く風俗画成立の展開に位置付け、また狩野派による花鳥図などを展示し、当時の理想的世界との関連で展示を構成します。 |
10月16日(土)~12月8日(水) |
開館20周年 企画展 上杉家伝来の能面・能装束 ~語り始めた面袋~ | 江戸時代、米沢藩主上杉家においては全国諸藩と同様、幕府の式楽となった能楽に取り組み、中でも四代上杉綱憲は、江戸から金剛又兵衛、金剛五郎四郎を招いて藩士への指南をするなど、後に米沢が京都、名古屋とともに金剛流の隆盛地となる土台を築。また八代重定は、能の奥義を極めた藩主として知られ、その愛好ぶりは「東岳院(重定法名)能楽関係文書」からも裏付けられます。本展では、散逸した上杉家伝来能面を調査する上で重要な証言者となった能面の保護のための「面袋・面当」(各大名家の個性と美意識を「反映)にも焦点をあてながら、国内に散逸した上杉家旧蔵能面、能装束を一堂に集めて紹介します。ユネスコ世界無形遺産でもある能楽の魅力解剖や上杉家の高いデザインセンスも見逃せない展覧会です。 【企画展・常設展一体型です】 | 12月11日(土)~1月10日(月・祝) 料金: 常設展入館料でご覧いただけます。 |
奥羽再仕置430年 記念協賛展示 天下統一と上杉氏(仮) ※常設展一体(常設料金) | 天正18年(1590)、豊臣秀吉の全国統一がなり、東北地方に検地や刀狩りが実施されました(奥羽仕置)。しかし、それらに反対した武力蜂起が東北地方で頻発。そして、翌年九戸政実が九戸城(岩手県二戸市)に蜂起。秀吉は豊臣秀次や徳川家康を再派兵し、鎮圧しました。ここに豊臣秀吉の天下統一が貫徹されることになりました。これを奥羽再仕置といい、上杉景勝も豊臣軍の一翼を担いました。本展は、栃木県立博物館をはじめ国内13館の連携企画です。 |
2月11日(金祝)~3月13日(日) |
開館20周年 コレクション展 上杉家文書の世界Ⅵ ―戦国の交渉― | 戦国時代における抗争の中で、共通の敵への対応など、利害を共にする領主、大名の間で同盟関係が結ばれました。そのような文書を国宝「上杉家文書」からピックアップして、交渉の過程や関係を丁寧に紹介していきます。そこにみられる大名の個性や人間性にも触れていきます。 |
※展覧会名は変更となる場合がありますのでご了承ください。
令和3年度 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示
春:2021年4月17 日(土)~5月16日(日 常設展示室上杉文華館
秋: 9月11日(土)~10月10(日) 企画展示室

※令和3年度に、当館におきまして国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示するのは上記期間のみです。それ以外の期間は複製を展示いたします。